会社倒産時の売掛金の処理

会社倒産した際には売掛金は通常は貸し倒れとなります。

後々、弁護士等の破産管財人から一定額の返金がある可能性は否定できませんが、まったく回収ができない場合もあり得ます。

このようなときのために、通常は決算時期に貸し倒れになる可能性が一定の額があり得ると考えて、
貸し倒れに備えておく決算処理を行います。

もし、売掛金等が回収不能になった場合には、まずはこの前期から繰り越してきている貸倒引当金で相殺を行い、残りを費用計上するという流れで進めることになります。

会社倒産では、一定額を破産管財人たる弁護士から回収できる可能性もあるわけですが、もし一部が回収できた場合には、償却債権取り立て益として収益計上を行います。

本来であれば、会社倒産で取りはぐれていた債権売掛金が回収できたということで、通常の収益とは別の枠で計上していきます。

売掛金があまりにも大きな額の場合には、会計監査人や税理士等から忠告をされることがあります。
売掛金とはつまるところツケですから、踏み倒されれば回収は困難になり、そのツケの部分に期待をしていた場合には、回収できなければたちまち経営が傾く可能性があるためです。

一番いいのは、すぐに現金で回収できることですから、この売掛金で処理をしたというのは、相手との間で相当に信頼関係がなければできないことです。

信頼関係がない場合には、売掛金で商売をするのは避けたほうが無難ということですし、よほどの信頼関係が必要ですから注意が必要となります。

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